保険や生活に関するヒントが満載!

その道のプロに聞く

保険業界に少なからず関連している業界のプロに、その業界だからこそ見えてくる貴重な話を伺ってきました。

日本人であるあなたの食生活をできることから見直してほしい

分子整合医学美容食育協会 ファスティングマイスター新潟県新潟駅前支部 支部長 山本 彌恵子(66歳)

専業主婦から経営者となり2人の息子と1人の娘を育てた、日本の食文化を広めるため精力的に活動する「食育」のプロ。「石垣島ラー油」など、数々のおいしく身体にいい自然食品の仕掛人でもある。

分子整合医学美容食育協会 ファスティングマイスター新潟県新潟駅前支部 支部長 山本 彌恵子(66歳)

1 その気になれば、やるべき道筋が見えてくる

食育に関する仕事はいつからされているのですか?
山本彌恵子(以下、山本)結婚をするまえは働いたことがなく、専業主婦をしていたのですが、ちょっと波乱万丈ありまして…。
これまでは、手工芸の講師をしたり、会社を立ち上げたりしてきました。最終的にたどり着いたのが食育に携わる仕事で、かれこれ26年くらいになります。
波乱万丈の部分が気になります。
山本話すと長くなってしまいますよ(笑)。今から40年前になりますが、次男がお腹にいるとき、手相の占い師に「5年後に女の子を生みますよ」と言われたんです。その5年後、産み分けもない時代に本当に娘が生まれて、「占いが当たった!」と驚きました。
また、占い師に「いずれ世帯主になり、“きれい”な物をきっかけに社会進出する」と言われたこともよく覚えています。実は娘が生まれたときに、夫が経営している会社が倒産し、何億円という借金を抱えてしまったんです。それをきっかけに別居をすることになり、私は本当に世帯主になってしまいました。
別居をきっかけに、食育に関する仕事をされたのですか?
山本いえいえ、食育に携わるようになったのは、まださきの話です。
当時の私は、夫の会社が何億円もの借金をかかえ、何かせずはいられませんでした。そんなある日、近所の小さな本屋で「デコパージュ(※)入門」という“きれい”な表紙の本を見つけて、「これだ!」と直感したんです。こんなときって、なぜか自分の問題を解決する本が見つかるんですよ。
それからすぐ、家中あちこちに隠していたへそくりをかき集め、デコパージュの教室に通いました。「きれいな物で社会進出する」という言葉が潜在意識に強くあったおかげか、これだと思ったことをひたすらやっていたら、いつのまにか講師として社会進出ができていたんです。
※紙や布に描かれた模様や絵を切り抜いて物の表面に張り、コーティング剤を塗り重ねて仕上げるヨーロッパ発祥の手工芸。
不安はありませんでしたか?
山本不安や迷いといった後ろ向きな意識に、目を向ける余裕はなかったですね。デコパージュの講師は4年半続けたのですが、そのとき、もっと広く社会に認められることをしたいと思い、講師仲間で会社を立ち上げたんです。
その会社では、温度で色の変わるインクで恐竜をプリントしたマグカップを博物館のお土産として販売したのですが、ちょうど恐竜ブームが来て大ヒットしたんです。恐竜マグカップは、ロンドンにある「大英博物館」でも販売されたんですよ。
仕事をすることが当たり前となり、借金もなくなったころでしょうか、やっと食育に関わるきっかけに出会うことになりました。長男がぜんそくだったこともあり、食育ジャーナリスト砂田登志子さんによる「子供たちが危ない」という内容の講演に行ったんです。そこで感銘を受け、再び図書館や本屋で、今自分に必要なものを探しました。当時は、今のようにインターネットや食育に関する学校もなかったので、本でひたすら勉強しましたね。
食育が興味から仕事へと変わった第一歩は何だったのでしょうか?
山本まずは砂田さん監修による、現代栄養学に基づいた食育の絵本を出版しました。子供たちに食べることに関して、正しい知識を持ってもらいたかったんです。
食育の絵本って、ちょっと難しそうですね。
山本そんなことはないですよ。子供ってうんちが好きですよね(笑)。ですから、「ピッカピカのうんち」や「悪いうんち」といった言葉を使い、歌やゲームを盛り込んだ、目で見て楽しめる絵本にしました。
絵本は3,000冊売れればヒットという時代でしたが、「好ききらいがなくなる絵本シリーズ」として3巻発行し、計30,000冊以上売ることができました。日本全国の図書館や幼稚園などに行きわたっていると思いますよ。
それから食育一筋で活動されてきたのですか?
山本絵本を出したころ、講師仲間といっしょにやっていた会社と食育の活動が二足のわらじ状態で、離婚が重なったこともあり、自律神経を崩して倒れてしまいました。そこで、「食の現状を伝えなくては」という思いから、安定した会社は仲間に任せて、食育の道に専念することにしたんです。

2 日本人に合った食育を、子供を産む女性に伝えたい

絵本を出版されたあと、どのような活動をされたのでしょうか?
山本食に関わるさまざまな人に会いに行き、久司道夫先生による「マクロビオティック」、通称「クシマクロ」に出会いました。
クシマクロについて詳しく教えてください。
山本マクロビオティックは、穀物や野菜、海藻など、日本の伝統食を手本とした食事を摂ることにより、自然と調和しながら健康な暮らしを実現するという考え方のことです。マクロビオティックの理論は、1950年代のボストンで、久司先生によって初めて体系化され普及したのですが、先生の名前を取ってクシマクロとも呼ばれています。1977年には、アメリカで生活習慣病と食事との関係について調査した「マクガバンレポート」が発表されたこともあり、アメリカはマクロビオティックの先進国です。クシマクロは、日本食ブームの火付け役でもあるんですよ。
日本では、1970年代から女性が社会進出するようになったことで、食生活に影響を与え始めていました。そこで、国際的にマクロビオティックの権威である、久司先生の教えが必要だと感じたのです。
具体的には、どのような食事をすればいいのですか?
山本アメリカ人は身体も大きいし、生野菜をバケツ一杯食べろというやり方もできるのですが、日本人には向かないんです。ローフード(生の食材)は酵素があるので身体にいいのですが、身体を冷やす「陰性」の食べ物なので、陽性体質が多いアメリカ人は摂取することでバランスが取れます。一方、日本人は陰性体質の方が多いので、身体を温める「陽性」の食べ物が合うのです。具体的には根菜類や穀物、木の実、天然塩、海藻といった、昔からある伝統的な食材を使った日本食になります。
ほかには、どのような活動を?
山本1987年ごろの話ですが、子供を産む大切な体を持っている、若い女性向けのセミナーを開催しました。もちろん、食育はすべての人に必要ですが、子供に向けての絵本の次は、子供を産む女性を育てたいと思ったんです。
というのも、1934年に添加物ができ、1935年から精製塩が一般的に使用されるようになってから、日本人はにがり不足となり、健康を害するようになってきました。これは、1935年に母親が何歳だったかで子供の健康が決まるとも言えるくらい重要なことです。小さいころから食べている、母親が作る食事によって子供の身体が作られているという、当たり前の事実を知らないことは、非常に危険なんです。
お母さんになるまえの女性に食育をするのは、理にかなっていますね。
山本セミナーは、当時のキャリアウーマンが参加できるよう、仕事終わりの夜に、玄米菜食を食べながら行うスタイルにしました。食事は、マクロビオティックの「身体にはいいかもしれないが味は期待できない」といったイメージを払拭するために、レストランのプロデュースをしていた今は亡き花田美奈子さんにご協力いただきました。マクロビオティックは、穀物がメインであれば、お肉を一切食べてはいけないということではありません。食べ過ぎに注意すれば、おしゃれで色とりどりな食事が楽しめるんです。花田さんの協力のおかげもあり、セミナーは大成功しました。
彼女とは、食の大切さをもっと広めたいという同じ目標を持つ仲間として、とても良きパートナーした。
私もそのセミナー、参加してみたかったです!
山本美容に興味がない女性はいないですよね。美容の基礎は健康ですから。多くの人は、口から入った物で身体ができているということに、意識が足りていないんだと思います。その点を学ぶと、迂闊に物を口に入れたくないと思うはずです。
今の女性にも多い問題ですが、当時のセミナー参加者の3分の1は、生理がちゃんと来ていませんでした。それも、2年3年と来ていない人もざらでした。ほかにも、さまざまな身体の悩みを持つ女性がいましたね。彼女たちに、たくさんの知識を吸収してもらい、家でもできるレシピを持ち帰ってもらったことは、とてもうれしかったですね。
セミナーでは、どんなお話をされたのですか?
山本内臓の状態は、すべて肌に表れます。例えば、目の下のくまが膨らんでいて色味が悪ければ肝臓に問題があるなど、顔を見るだけでレントゲンにも映らない内臓の状態を見抜くことができるんです。
食を見直せば、肌もだんだん変わっていきます。週に1度でも玄米を食べ続ければ、半年で身体が変わる方もいらっしゃいますよ。
まずは何から始めればいいのか…。
山本まずは食べ物を、「しっかり選んで食べてください」と言いたいですね。食育を一言で言うと、私は「選食」だと思います。もちろん、頭で考えて食を選ぶには、ある程度の知識が必要です。
例えば私たちの血液は、海の濃度と同じペーハー(pH)7.3にすることが重要です。ですから、いい水といい塩が必要となります。水は非加熱処理をしたミネラルウォーターか井戸水、塩は精製塩ではなく天然塩がいいですね。そして、甘い物を摂りすぎないことです。
食べ物を頭で選んで食べていくうちに、身体に本当に必要な食べ物をおいしいと感じるようになりますよ。
子供の食べ物は親が与えるので、ちゃんと考えなくてはいけませんね。
山本お母さんたちには、子供に砂糖を摂らせすぎないようにと教えています。ジュースや菓子パンには、多くの砂糖が入っています。砂糖は本来、1日に体重1キログラムあたり0.5グラムまでしか摂るべきではないのです。例えば、500ミリリットルの清涼飲料水には、多い物で約66グラムの砂糖が含まれているんですよ。
砂糖の摂りすぎは本当に危険で、身体だけではなく、イライラして怒りっぽく、我慢できなくなるといった精神状態にも深く影響します。これは、子供たちが無気力、またはキレやすくなったという問題の原因でもあると言われています。
ほかにも「ポストハーベスト農薬」を使った輸入小麦の問題は聞いたことありますか?農薬漬けの小麦を給食で食べさせられたことによって、アトピーの子が増えたという統計もあるんです。

3 「食」も「保険」も知らないことで損をしない

子供だけではなく、大人にも関係してくる問題ですよね。
山本もちろんです。食育は子供のためだけではなく、どんな世代にも必要なことです。食育という言葉は明治時代からあり、私は知育や体育よりも食育が大事だと思っています。人間の身体と土地は切り離せない関係にあり、自分の育った半径4キロメートル以内で、その季節に採れた物を食べることが健康にいいという「身土不二」の考え方も、明治時代からあるんです。これを現代で実践するのは難しいと思いますので、せめて国産の物を選んでほしいですね。
また、ヨーロッパの一般家庭の子は食育ができていますし、極度の肥満も少ないです。早いうちから食育をすることが、その後の成長にも関わりますので、その重要性がわかりますよね。
忙しいなどの理由から早食いになりがちですが、やはり良くないですよね。
山本噛むことによって唾液をたくさん出すことは、消化を助けるだけでなく、発がん性物質を消す酵素を、自分の力で出すことでもあるんです。また、身体にいいと言われる玄米は、50回以上噛まなければ、消化酵素をたくさん使いすぎて、逆に美容に良くないと言われています。
自分の食生活に自信がなくなって不安になってきました。
山本働いている人は、毎日自炊をすることが難しいのもわかります。外食をするなら、「三次加工食品」(※)を多く使っているようなチェーン店は避け、家族経営の定食屋などを選ぶといいでしょう。
口から入れる物はいい物を選び、悪い物は摂らないのが基本です。身体に良くない物を入れてしまったら、出すことを意識してください。いわゆる「デトックス」です。
※「一次加工食品」または「二次加工食品」を2種以上組み合わせて加工した食品(レトルト食品や惣菜類、菓子類など)のこと。なお、農産物・畜産物などの原料を大きく変えずに加工した食品(精米、原糖、酒類、味噌、醤油など)を一次加工食品、一次加工食品を使って加工した食品(製パン、マーガリン、ハム、マヨネーズなど)を二次加工食品と言います。
食について、普段からもっと考えなくてはいけませんね。
山本「あれを食べたらダメ」「これも食べたらダメ」と言われると、「いったい何を食べたらいいんだ」ということになってしまいますよね。ですから、食に関して正しい知識を、しっかり身に付けることが重要なんです。これは、「保険見直し本舗」でアドバイスを受けて、自分で保険を選ぶというプロセスに近いかもしれませんね。
食について知る権利は誰にでもあります。知らないことで損をしてしまうことがないようにしたいですね。
山本さんは保険に加入されていますか?
山本健康には自信がありましたので、医療保険やがん保険には入っていません。病気になっても、なるべく薬は飲まず、病院に行くつもりもないんです。
唯一入っていた払済みの終身保険は、解約して返ってきたお金を貯蓄しています。というのも、私は葬式もお墓も必要ないと考えていて、知り合いのお寺に入れていただく予定なのですが、その費用と火葬代だけは自分で準備しておこうと思っているからです。
そういえば昔、元夫が病気になったときに、掛け捨ての医療保険に入っていて、かなり助けられましたね。個人的に保険は、貯蓄や資産運用に有効だと考えています。
食育を広める活動をされてきて、一番苦労したことは?
山本これまで、目的や考え方、進みたい方向が同じような人たちに導かれるように出会ってきましたので、特に苦労を感じたことはないですね。そのような人たちに出会えたことは、本当に幸せだと思っています。上から目線ではなく、常に感謝の気持ちを持つことが、仕事を長く続けられるコツだと思います。
また、食育を広めるだけではなく、自然食をはじめとした身体にいい食べ物を、身近に購入できる環境づくりもしたいと考えています。私は、いい物を作りたいと考えている生産者を、守っていきたいんです。そのためには、ひとりで動ける身軽さを持ち、誰に対しても言いたいことを言える立場にいたいと考えています。
食育を通して伝えていきたいことは?
山本食育の活動は、大きなことを目指して始めたわけではありませんが、広めなくては世の中変わりません。化粧品やエステにお金をたくさん使うなら、まずは食事を見直してみましょう。何事も外からでなく、内からが大切です。また、食育という分野は、女性に広めたほうが早く広まると思いますが、男性の皆さんにもぜひおすすめします。男性は健康でないと出世できないですよ(笑)。

「分子整合医学美容食育協会」について

分子整合医学及び食育基本法を基に、病気の予防や美と健康の促進、食に対する知識を深め、豊かな美容法と食育ライフを伝えることを目的とした一般社団法人。
ファスティングを実践・習慣化するために、全国にファスティングマイスター学院を設立。同学院では、美容・健康・食育のスペシャリストの資格制度である「ファスティングマイスター」取得することができます。

【住所】
東京都墨田区江東橋2-3-11 ぺルナ錦糸町
【TEL】
0120-954-025
【営業時間】
平日10:00~18:00
【HP】
ホームページはこちら
[an error occurred while processing this directive]
[an error occurred while processing this directive]
PAGETOP