医療保険の比較ポイント
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医療保険おすすめの比較方法や特徴
医療保険は予期せぬ病気やけがなどでの入院、手術への備えとしておすすめの方法です。
しかし、商品ごとに特徴があり保険料や保障内容など細かい違いがあるため、インターネットなどで比較をするのは難しいのではないでしょうか。
どのようなリスクに対してどのような保障を備えるべきかを考えていきましょう。
医療保険のしくみ(基本保障と特約)
民間の医療保険は、病気やけがに備える保険のため、「入院保障と手術保障」が基本保障となります。
【例】
- 【主契約(基本保障)】
-
- 入院保障(入院給付金)…病気やけがにより、所定の日数以上入院をした場合「1日あたりの入院給付金額×入院日数」を受け取れる
- 手術保障(手術給付金)…保険会社が定めている手術を受けた際に、決められた金額の給付金を受け取れる主契約(基本保障)
この主契約に特約を加えることで、特定の治療や病気に対して手厚い保障を受けることができます。
【例】
- 【特約】
-
- 生活習慣病入院特約…がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病など所定の生活習慣病で入院した際に給付金を受け取れる
- 女性疾病特約…子宮がん、乳がん、子宮筋腫、帝王切開など女性特有の病気などで入院をした際に給付金を受け取れる
- がん入院特約…がんで入院した際に給付金を受け取れる
- 先進医療特約…厚生労働省が定める先進医療を受けた際に給付金を受け取れる
- 通院特約…病気やけがで入院し、退院後にも同じ治療をするため通院をした際に給付金が受け取れる
- 三大疾病特約…がん、脳卒中、急性心筋梗塞の所定の状態になったときに給付金を受け取れる
基本保障と特約をセットで考えていきましょう。
医療保険のメリット
メリットⅠ:予期せぬ病気やけがに備えられる
予期せぬ病気やけがにより入院をすることになった場合、入院費用や治療費だけではなく、仕事ができないことによる「逸失損失」を含むと経済的にも大きな負担となり、十分な治療に二の足を踏んでしまう可能性もあります。入院中にお金の心配をしないためにも医療保険に加入しておくと安心です。
メリットⅡ:特約を付加することで、危惧している病気に対しての保障を手厚くすることができる
基本保障に特約を付加することで、特定の病気や治療に対する保障を手厚くすることができます。多くの商品は複数の特約を付加できます。
メリットⅢ:生命保険料控除の対象になる
生命保険料控除とは、1年間に支払った医療保険の保険料に応じて、所得から控除する(差し引く)ことができる仕組みです。
控除の限度額は、所得税が40,000円、住民税が28,000円となります。つまり、医療保険に加入すると保険料の金額により払った税金が戻ってくることがあるため、税金が安くなる可能性があります。
医療保険のデメリット
デメリットⅠ:健康状態によっては加入できない商品がある
医療保険に加入する際、健康に関する告知が必要です。過去に重い病気にかかり入院や手術を受けた場合や、健康診断で再検査となった場合には加入できない可能性があります。
デメリットⅡ:健康状態によっては条件付きとなる(部位不担保)
特定部位の健康状態が良好ではなかった場合、特定部位不担保という条件が付く可能性があります。この条件が付くと、保険会社が定めた特定部位の病気や治療(入院や手術)は保障の対象外となるため、給付金が支払われません。
なお、不担保期間は保険会社や商品により異なるため、比較しながら優位な商品を選びましょう。
貯蓄タイプと掛け捨てタイプ
貯蓄タイプ
満期や途中解約の際に、「満期保険金」「解約返戻金」「健康還付金」などの、お金が戻ってくるタイプです。
病気やけがをしなかった場合でも、戻ってくるお金がある分、支払った保険料が無駄になりにくいのが特徴です。
しかし、お金が戻ってこない掛け捨て型に比べると保険料が割高となるので、注意が必要です。
また、一定の期間や所定の年齢まで保険を継続せずに途中解約をした場合、それまでに支払った保険料よりも解約返戻金のほうが少なくなってしまいます。
このように、戻ってくるお金で損をしてしまう可能性があると掛け捨て型のように気軽に医療保険の見直しができないため、慎重に商品を比較しましょう。
掛け捨て型
満期や途中解約の際に、支払った保険料が戻ってこないタイプです。
貯蓄タイプのように、将来払い戻す保険金の上乗せがない分、保険料が割安なため、経済的負担が軽いのが大きなメリットと言えます。
途中解約をしたとしても、満期保険金や解約返戻金、健康還付金が減るなどの欠点がないため、ライフステージに合わせて見直しがしやすいのも大きな特徴のひとつです。
また、掛け捨て型の商品は、各社とも商品のバリエーションが豊富なため、さまざまな商品を比較できます。
緩和型医療保険
持病や入院歴があった場合、保険に加入できないイメージですが、「緩和型医療保険」であれば、通常の医療保険よりも告知内容が簡易的なため、健康状態に応じて保険に加入できる可能性があります。
しかし、今は治っているが過去にかかったことのある病気や、治療中の病気などが対象外となる場合もあります。
緩和型医療保険は、通常の医療保険に比べると保険料が割高で、加入後1年間に入院や手術をした場合は給付金の金額が抑えられている商品もあるため、加入時には保険料と保障内容をしっかりと比較・検討しましょう。
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