治療費や入院費用はどれくらいかかるの?

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治療費や入院費用はどれくらいかかるの?

普段皆さんが病院で治療を受ける際、健康保険証を窓口で提示すると、年齢や所得などによって違いはありますが、医療費の自己負担は原則3割になりますよね。
また子供の医療費に関しては年齢などに応じて助成する制度を設けている自治体も多いため、これから出産を控えている方は事前にお住まいの地域の制度を確認しておくことをおすすめします。
例えば、東京都港区では、中学校3年生までの子供の医療費は、自己負担分が全額助成されます。

入院費用はどれくらいかかるの?

入院時の自己負担額は1日平均14,799円かかります。
治療費の他にも、食事代や入院着のレンタル代等の雑費、家族の交通費なども必要となります。
また、個室を希望された場合などは、差額ベッド代もかかりますので、その分も準備しておくと安心ですね。

入院1日あたりの自己負担額平均※

傷病別にみた入院1日あたりの自己負担額平均※

傷病名 入院1日あたりの自己負担額平均 平均入院日数
乳がん 17,027円 11日
大腸がん 15,823円 15日
骨折 13,605円 37日
脳卒中 13,050円 78日

※入院1日の医療費の自己負担分は、入院患者総数および傷病別の入院患者数の診療報酬点数および平均入院日数をもとに、初月に10日間入院したと仮定した場合の医療費(健康保険の自己負担割合3割)から、高額療養費(所得区分が標準報酬月額28~50万円の場合)を差し引いた金額[ 医療費5,661円(乳がんは7,889円、大腸がんは6,685円、骨折は4,467円、脳卒中は3,912円)]に、食事代及びその他の自己負担額を加算。実際の自己負担額はケースにより異なります。
厚生労働省 平成29年「患者調査」、令和元年「社会医療診療行為別統計」、令和元年9月「第422回中央社会保険医療協議会・主な選定療養に係る報告状況」に基づき作成。
記載の内容は、2021年4月現在の制度によります。今後、制度の変更に伴い、記載の内容が変わることがあります。

差額ベッド代とは?

「差額ベッド代」とは、希望して個室等に入院された場合、基本的に1~4人部屋に入室されたときにかかる費用で、正式には「特別療養環境室料」といいます。
「個室なんて贅沢」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、つらく重い病気と闘うためには、よりよい環境で治療に専念したいと検討する必要があるかもしれませんね。

平均的な1日あたりの差額ベッド代※

1人部屋 7,097円
2人部屋 3,099円
3人部屋 2,853円
4人部屋 2,514円
平均 6,258円
差額ベッド代の基準
  • 一病室4床以下
  • 面積が一人当たり、6.4m²以上
  • ベッドごとにプライバシーを確保する設備
  • 個人用の私服収納設備・照明・小机・椅子の設置

※厚生労働省 令和元年9月「第422回中央社会保険医療協議会・主な選定療養に係る報告状況」に基づき作成

「病気・ケガ」に備える医療保険

生命保険文化センターの調査(※)によると、生命保険の加入目的の第一位は「医療費・入院費のため」であり、多くのかたが病気やけがへの備えに対するニーズを感じていると言えます。
病気やケガに備える医療保険について、詳しく知りたい方は合わせて「医療保険の比較ポイント」もご覧ください。



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