親の介護、どうする?

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親の介護、どうする?

介護の現状

迫る「大介護時代」 2025年には介護が必要な人が600万人超に「もしも」のリスクの1つとして広く認識されるようになってきた「介護」。
自分が介護を「受ける」だけでなく、親や配偶者の介護を「担う」ことも、将来的な不安の元です。
介護のため離職したり、転職したりする人が年間10万人(約2割は男性)いて、大きな社会問題にもなっています。

厚生労働省によると、排泄や入浴など部分的にでも介護が必要とされた人は、2015年度で約450万人(要支援認定は除く)。
毎年右肩上がりに増え続けています。高齢者の増加に伴い介護が必要な人はますます増える見通しで、同省は、日本人の5人に1人が75歳以上の「後期高齢者」となる2025年には600万人を突破するとの推計値を公表しています。まさに、「大介護時代」です。

認知症を発症する人は増え続けている!?

厚生労働省が2015年1月に策定した「認知症施策推進総合戦略」によると、
2012年に462万人だった日本国内の認知症の人数は、2025年に730万人、2040年に953万人、2060年に1154万人に増加するといわれています。
約30年間でおよそ2倍に、半世紀近く後には約2.5倍というペースです。
また、厚生労働省が所管する国立研究開発法人国立長寿医療研究センターは2012年、認知症の高齢者462万人の年齢層別の人口比を割り出したところ
74歳以下の「前期高齢者」では、60代後半が2.9%、70代前半が4.1%とまだ少なかったのですが、
75歳以上の「後期高齢者」になると、70代後半が13.6%、80代前半が21.8%、80代後半が41.4%、90代前半が61.0%と、
その発症率はどんどん上がっていき、90代後半では79.5%にも達していました。

親の介護のポイント

この先、ほぼ全ての人が多かれ少なかれ体験するのが、親の介護です。
介護のために仕事を離れる人、遠い実家まで通う人、施設選びに奔走する人など、さまざまなケースがありますが、介護を楽にするか、残念なものにするかには、いくつかのポイントがあります。

サポートを組み合わせる

介護を上手に乗り越えるために覚えておきたいのは、
介護は
・「公的介護保険」
・「自治体サービス」
・「家族や親戚」
を組み合わせることが重要、ということです。
自宅で同居する家族が介護をするにしても、別に住む家族、近所の人、親戚などと助け合うこと、また、公的介護保険のサービスを利用するなど、介護の負担を分担します。

事前の準備

そして、介護を楽にするか、大変なものにするかの分かれ道になるのが、事前の準備です。
加齢によってだんだんとできないことが増えてくる、というケースもありますが、病気やケガで一気に自立した生活ができなくなるなど、介護は突然にやってくることもあります。
急を要する場合、行きあたりばったりの対策をしてしまい、軌道修正がしにくくなっては大変です。
親の状況を把握したり、介護に関する情報を集めたり、課題を明確にしたりするなど、事前に親の介護に備えておくことが重要です。

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