損害保険の見直し・乗り換えのポイント

交通事故や火災、地震、風水害、盗難……「モノが損害を受けるリスク」に備えるための損害保険。
見直す際のポイントや注意点、損害保険の種類などを紹介します。

損害保険とは

私たちの生活の中には、身体だけでなく身体以外のアクシデントに見舞われる可能性もあります。交通事故や火災、地震、風水害、盗難などがその一例です。これらのアクシデントでは、住まいや車といった「モノ」が損害を受けます。このような損害で生じた費用を補償するのが「損害保険(損保・そんぽ)」です。死亡時やその他身体にアクシデントがあった際に一定額の保険金が支払われる生命保険とは異なり、損害額により保険金の支払いが変わる「新価補償(実損払方式・再調達価格)」を基本としています。

大きくわけると災害への対応、自己への対応 大きくわけると災害への対応、自己への対応

「保障?」「補償?」

保険金が支払われる範囲として「ほしょう範囲」という言葉がよく現れますが、ちなみに生命保険では「保障」、損害保険では「補償」と書きます。何故かというと<保険法第2条6号:損害保険契約>では保険契約のうち、保険者が一定の偶然の事故によって生じた損害をてん補(損害保険会社が損害に対しての保険金を支払うこと)することになっているからです。

保障

生命、財産、権利
などに害のない
よう保護すること

補償

被った損害などを
補い、償うこと

※特定の保険会社名や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明であり、契約・加入にあたっては、重要事項説明書・パンフレットの参照が必須となります。

比較・検討しておきたい3つのポイント

日常生活の中に潜むリスクは生活環境により大きく異なります。住居・住宅は購入物件(分譲)なのか賃貸なのか、車を所有しているのか、家族構成やご職業など、人によって違う生活の中での「条件」や「安心したいポイント」などを整理し比較検討することで、 よりぴったりの補償を得ることができるのが損害保険です。

比較ポイント01 保険料

保険料は、補償の範囲、補償内容、特約の有無をはじめとして、いざ損害が発生した際の免責金額(自己負担金)や適用される割引、また付帯サービスの充実度など、言い換えれば「どこまで手厚いのか、またはそれを求めるのか」などによって変わってきます。

控除額 保険会社A 保険会社B 保険会社C
補償内容
免責金額
補償の範囲
特約の有無
付帯サービス
保険料 ★★★ ★★

※ 基本的な保障内容や補償の範囲が同じだったとして、割引の有無や、付帯サービスの充実度は保険会社によって異なります。

比較ポイント02 「何かあったとき」の補償範囲

保険金額や補償範囲は保険会社によって異なる場合があります。火災保険では仮住まいや、瓦礫の片づけ費用などの補償が含まれていたり自動車保険では万が一の事故時に宿泊費用や代車費用などの補償が含まれる場合があります。

仮住まい費用

仮住まい費用

瓦礫片付け費用

瓦礫片付け費用

宿泊費用

宿泊費用

代車費用

代車費用

※ どこまで手厚い補償があるか、また補償の範囲をどこまで設定できるか、なども保険会社によって異なります。

比較ポイント03 付帯サービス

損害保険では補償されるのは、各種災害だけではありません。水回りのトラブルや、鍵の紛失による開錠、車のレッカー・ガス欠時などのガソリン補給など日常生活で起こりうるトラブルについても便利なサポートが受けられます。
この付帯サービスの充実度も保険会社によって異なります。

水回りトラブル

水回りトラブル

鍵のトラブル

鍵のトラブル

レッカー手配

レッカー手配

ガス欠トラブル

ガス欠トラブル

※ 付帯サービスとして、会社が提供しているサービスの種類や範囲も保険会社によって異なります。

※ 弁護士の紹介サービスや、医師に相談できるサービス、またそういったサービスが無いが、保険料が低めに設定されているような保険会社も。

※ 特定の保険会社名や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明であり、契約・加入にあたっては、重要事項説明書・パンフレットの参照が必須

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損害保険の種類

火災・水災・風災・盗難・・・など、住宅が受ける損害を補償する火災保険。自動車保険は車での事故や故障等に生じる損害を補償する保険など、時代ごとのニーズに合わせてさまざまな損害を補償する損害保険が生まれています。

火災保険

火災保険

建築物(建物)や動産(家財)に対しての火災や落雷天災による風雹水災、建物外部からの物体の衝突、水濡れ、盗難などにより建物や家財に生じた損害に幅広く備える保険です。

見直し・乗り換えのポイント
地震保険

地震保険

地震を起因(原因)とした火災や破損、津波・噴火などが火災保険では補償範囲外ですが法令に基づき主に広域損害に備える保険です。地震保険は単独加入は出来ず、火災保険とあわせてご契約いただく必要があります。

自動車保険

自動車保険

自動車事故の際、搭乗者、第三者賠償、車などに生じる損害等に備える為、自賠責保険※にて補償できない部分を補う保険です。

見直し・乗り換えのポイント

※自賠責保険とは、自動車損害賠償保障法に基づき、原則すべての自動車・原動機付自転車の保有者に加入が義務付けされている強制保険です。

傷害保険

傷害保険

主にケガでの補償。突然の事故による入院や通院、死亡などにより生じた損害に備えるための保険です。

見直し・乗り換えのポイント
所得補償保険

所得補償保険

病気やケガなどで働けない状態になった場合、働けない期間の収入を補うことを目的とし、就業不能状態になった場合に保険金額を受け取る保険です。一般的には1ヶ月のいくらという保険金額の設定をします。

見直し・乗り換えのポイント
レクリエーション保険

レクリエーション保険

レクリエーションに参加する団体のための損害保険のこと。行事中の事故で参加者がケガをした場合の入院や手術、通院のほか、死亡、後遺障害に対しての補償。

海外旅行保険

海外旅行保険

海外の多くの国では日本の公的健康保険が適用されず治療費の100%を支払わなくてはならない事が大半です。旅行中に病気やケガをしたときの高額な医療費や盗難に遭った際の補償などをしてくれるのが海外旅行保険です。金銭的な補償だけでなく、トラブル処理や現地での日本語サポートなどのサービスも受けられる事もあります。

見直し・乗り換えのポイント
自転車保険

自転車保険

自転車保険は被保険者のケガ自体を補償してくれるだけでなく、歩行者などを怪我させたという、自転車側に責任を問われる加害事故において、大きな効力があります。

見直し・乗り換えのポイント
ペット保険

ペット保険

犬や猫などのペットの医療には人間と違い公的健康保険がありません。人間なら健康保険に加入していれば、診療費も薬代も通常3割負担ですが、動物の場合は100%診療費となります。

引いたり手術が必要な場合にはかなり高額の治療費がかかってしまう事がありますがペット保険では、ペットが病気やケガで診療や手術を受けた場合に、かかった費用を限度額や一定割合の範囲内で補償します。

見直し・乗り換えのポイント
ゴルファー保険

ゴルフ保険

ゴルフの練習中や競技中などにおこった事故で他人に損害を与えた場合に対する、賠償責任を補償や、ホールインワンやアルバトロスを達成した場合のお祝い費用も補償されたりします。

見直し・乗り換えのポイント

※特定の保険会社名や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明であり、契約・加入にあたっては、重要事項説明書・パンフレットの参照が必須となります。

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